男性の性のデリケートなお悩み!痛い早漏治療に関する豆知識をご紹介します!

早漏は男性にとっては悩みの種ではないでしょうか。
相手の女性がまだ満足しないうちに性行為が終わってしまうので、女性にとっても不満足な形で終わってしまいます。
そのため性行為に不安を持ち、積極的になれない悩みを抱えてしまうことが少なくありません。
そしてそれはデリケートなことなので、誰にも相談できない悩みです。

そこでここでは、早漏についての豆知識と早漏治療について紹介します。
早漏で悩んでいるよりもどんな改善法や治療法があるかを知り、治療において痛みがあるかどうかなども知っておくことで、それほど大きな不安を持たずに専門医を訪れることができるのではないでしょうか。

早漏の定義と原因についての豆知識

早漏とは性行為を初めてまだ満足がいかないうちに射精をしてしまうことで、定義としては膣内挿入前に早くも出てしまったり、膣内挿入後1分以内に出てしまうことを指します。
また、自分自身の意思で射精を遅らせることができないことも定義の一つです。
さらに早漏になることによって性交が苦痛になったりストレスになったり、したくない気持ちになるなど性交に対して消極的になったり、コンプレックスになってしまうことが早漏がもたらす結果となります。

早漏には心因性のものと器質性のものがあり、器質的な原因になるのはペニスや射精反射が過敏ですぐに勃起をしてしまうことや遺伝的な要因と内分泌性障害などです。
心因性なものとしては、性交に不安があったり射精のコントロールテクニックが未熟であったり、性体験を早くした場合に起こります。

早漏のメカニズムはまだはっきりとわかっていませんが、射精にはセロトニンと5HTレセプターが関係しているといわれていてそれが過敏になっていることが原因ではないかといわれている段階です。
セロトニンは精神を安定させる作用がある脳内神経伝達物質の一つで、5HTレセプターはセロトニン受容体のことです。

診断と早漏治療法についての豆知識

早漏治療を希望する場合、まずは早漏で悩む患者さん本人かパートナーが専門医を訪ね問診を受けます。
問診では患者さんの訴えていることを聞いたうえで、「射精をどの程度コントロールできているか」とか「どれくらい悩んでいるか、「発症してからどのくらい経過するか」「病歴」などを確認します。

次にEDやその他の身体的な異常がないかを見極め、何かの異常があればその治療を始めます。
特に異常が見つからない場合は、マスターベーションのように圧迫をして射精をしそうなサインが来たらいったん圧迫をやめ、サインが無くなったら再開するという方法を繰り返す「スタート&ストップ法」や、女性が男性の射精を中断して我慢をしてもらう「スクイズ法」などの方法を試して訓練をします。

また早漏治療としてカウンセリングをしたり、薬物療法や局所麻酔剤を用います。
薬物とは、選択邸セロトニン取り込み阻害剤の「SSRI」という薬物で、医師の厳重な管理が必要な薬です。
副作用として攻撃性が高まるということがあるので、決して自己判断で使用することができません。
局所麻酔剤は「トノス」が良く使われます。
トノスとは男性ホルモン軟膏剤で、勃起力の減退や射精の遅延作用がある塗り薬です。

薬物を用いるときは医師の判断のもとで、様子を見ながら薬を減らしていくという治療になります。

早漏治療は痛いかどうかを知っておくための豆知識

早漏治療には一般的にスタート&ストップ法やスクイズ法などがありますが、改善しない場合や器質的に問題がある場合は手術を行うこともあります。
手術といえば痛いという不安がありますが、局所麻酔が行われるのでそれほど痛い思いをしなくても大丈夫です。

早漏治療のための手術には、包茎手術か包皮小帯切除手術、陰茎廃背部神経遮断鬱やヒアルロン酸の注入などがあります。
包茎は早漏の原因となるので、余分な包皮を切除することで包茎の治療にもなり早漏を改善することができます。
メスを入れるので痛いですが、局所麻酔をするので痛みを感じることなく手術が受けられます。

陰茎背部神経遮断手術というのは、陰茎の感覚を鈍らせて刺激に強くするために行う手術ですが、神経を遮断するので後遺症が残ることもありリスクが高く日本では行われてません。

ヒアルロン酸を注入するという方法ですが、亀頭にヒアルロン酸を入れるとクッションのような働きをして亀頭への刺激を減少させてくれます。
早漏は刺激を受けやすく敏感になるから起こるので、刺激が少ないと敏感にならずに済むため早漏治療ができるということです。

包茎の場合は包皮を切る手術になりますが、一般的にはヒアルロン酸の注入が早漏治療となっています。

まとめ

早漏は相手の女性を満足させることができないと同時に、男性にとってコンプレックスとなって性交自体行うのが不安になることがあります。

早漏治療に行くにも勇気がいりますが、思い切って専門医に診断を仰ぐことで本人に合った治療を提案してもらうことができます。
手術というと痛いという不安もありますが、局所麻酔をして施術をするのでそれほど不安になることはありません。
麻酔を打つときや術後など一時的に痛い思いをしたとしても、コンプレックスだった早漏の悩みが消えて、その後は健康的な生活を行うことができ積極的な生活を行うことができるのです。